とにかく壁!
「壁が少ない」「壁の配置が悪い」、このような住宅の場合は壁を強くする、あるいは壁を新しく作るなどして、補強します。この条件を満たさずに他の補強工事はありえません。
具体的にはどうするの?
すでにある壁を外側からはずして、筋かいや構造用合板などで補強して復旧します最近は費用を安く抑えるために内壁側から補強する新しい工法(写真)などもあります。
ご安心ください
使用する補強製品はすべて性能試験をしています。耐震補強に使用する製品はその工事の性質上、製品の性能がとても重要です。私たちは補強合板の品質から取り付けビス1本にいたるまで、耐震補強に適した製品の供給に努めています。
接合部の補強!
「壁が少ない」「壁の配置が悪い」、このような住宅の場合は壁を強くする、あるいは壁を新しく作るなどして、補強します。この条件を満たさずに他の補強工事はありえません。
具体的にはどうするの?
平面的な4隅や、強い壁の設置されている壁をはがし、その両脇の柱にホールダウン金物(※)を取り付けて復旧します。最近は費用が安く抑えられる外付けタイプのホールダウン金物などもあります。(写真) 写真右は、取り付けた金物にデザインカバーを取り付けてインテリアの一部としたもの。
※ホールダウン金物
柱が土台から引き抜けるのをコンクリート基礎の力で抑える金物です。平成12年6月からは木造2階建て以下の建物にもほぼ設置が義務付けられています。
その他の補強工事
基礎のひび割れの補修、基礎の鉄筋化、鉄骨化、床の補強などがあります。耐震補強工事は相手が天災なので、絶対に倒壊しないと保証できるような補強はできません。コストパフォーマンス(費用対効果)に優れた耐震補強工事から進めることが大切です。
基礎のひび割れは危険信号
基礎は文字どうり、建物を支える大切な基礎となりますその基礎にひび割れがあると、地盤の影響を建物に伝えてしまったり、建物の重さを一定に支えることができなくなるなど、建物への影響が大きくなります。 この補修は安価ででき、工期も2日と短期間ですむので、放置せずに対処することをお勧めします。